『手塚治虫 火の鳥から読み解く日本人のいのちのかたち』は手塚治虫の代表作の一つである『火の鳥』を読みながら、生と死と愛をテーマに語り合う会です。 医療職や主婦、手塚治虫ファンや初めて読む人など、色々な人たちで自由気ままに話し合います。 また、精神科医であり神主でもある池内龍太郎先生が、日本人の死生観・宗教観について分かりやすく解説してくれるのもとても魅力です。 第1回は黎明編、第2回は未来編を読み合わせました。 それにしても、私も初めて読むのですが、67年に書かれたものとは思えない濃厚な作品です。手塚治虫は「マンガの神様」と言われ、『火の鳥』はその人の「ライフワーク」という位置づけですが、それほどの凄みを感じることのできる時間でした。世代を問わずおすすめです! 来月は第3巻ヤマト・異形編を読み合わせます。楽しみにお待ちしています!