3月17日㈯に『手塚治虫 火の鳥から読み解く日本人のいのちのかたち』第14回が実施されました。この会は、手塚治虫の名作をみんなで読みながら、生と死と愛、その壮大なテーマを深く掘り下げる会です。
医療職や宗教者を中心に、主婦、手塚ファンや、初めて読む人なども入り混じって、それぞれの立場から自由 に死生観や愛を掘り下げ語り合います。 それに合わせて精神科医であり神主でもある池内龍太郎先生から、日本人の宗教観・死生観についてもわかり やすく解説いただきます。 今回は『ブッダ』の第二巻『四門出遊』。釈尊が成長し出家するまでの物語が描かれています。手塚治虫ならではのオリジナルのキャラクター、エピソードもあり心揺さぶられる内容でした。それぞれの物語への解釈や、「死んだ後はどうなるのか」といった死生観についても分かち合い、笑顔の耐えない一時でした。
次回4月14日㈯も楽しみにお待ちしております。