5月26日㈯に『手塚治虫 火の鳥から読み解く日本人のいのちのかたち』第21回が実施されました。この会は、手塚治虫の名作をみんなで読みながら、生と死と愛、その壮大なテーマを深く掘り下げる会です。医療職や宗教者を中心に、主婦、手塚ファンや、初めて読む人なども入り混じって、それぞれの立場から自由 に死生観や愛を掘り下げ語り合います。 今回からは代表作の一つ『ブラック・ジャック』を読み進めていきます。特に盛り上がったのは文庫版1巻にも収録されている「医者はどこだ」「ときには真珠のように」。主人公ブラック・ジャックの医師としての葛藤や、患者への関わり方を通し、参加者それぞれが現場で感じている葛藤や、心に残る思い出などを語り合いました。