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『手塚治虫 火の鳥から読み解く日本人のいのちのかたち』第4回が実施されました

 5月20日㈯に『手塚治虫 火の鳥から読み解く日本人のいのちのかたち』第4回が実施されました。この会は、手塚治虫の名作『火の鳥』をみんなで読みながら、生と死と愛、その壮大なテーマを深く掘り下げる会です。

 医療職や宗教者を中心に、主婦、手塚ファンや、初めて読む人なども入り混じって、それぞれの立場から自由 に死生観や愛を掘り下げ語り合います。 それに合わせて精神科医であり神主でもある池内龍太郎先生から、日本人の宗教観・死生観についてもわかり やすく解説いただきます。  今回は異形編・宇宙編。異形編の主人公「左近介」は思いもよらぬかたちで、あらゆる病を癒やす力を手にし、老若男女・魑魅魍魎、分け隔てなく治療を施していきます。その姿を通し、医療の現場や仏教・神道・キリスト教と照らし合わせながら感想・意見を交換しました。  宇宙編では地球人とは似て非なる宇宙人「鳥人(フレミル人)」との出逢いから、常軌を逸した憎愛ドラマが展開されます。立て続けにあらわになる人の醜さ・純粋さから、「罪と罰」の話題で盛り上がりました!  次回は6月18(日)、鳳凰編を読み合わせます。楽しみにお待ちしております。  ☆写真は参加者の方からいただいた「猿田彦珈琲」です!(「火の鳥」では”猿田”とつく人物が度々登場します)

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