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「臨床宗教師」として

 副住職が「臨床宗教師」の研修を修了いたしました。  臨床宗教師とは、被災地や医療機関、福祉施設などの公共の場で、心のケアを提供する宗教者です。アメリカでは病院や福祉施設、軍隊・警察、教育機関などで働くチャプレンという宗教者の専門職があります。日本においても東日本大震災などを機に、悲嘆・苦悩と向き合う宗教者が求められるようになってきています。超高齢社会、多死社会に向けての新たな取り組み、大きな変化であると言えるでしょう。  今回の研修は東北大学が実施しており、医療・福祉・倫理・人権擁護などのケアに関する専門的な知識を学ぶとともに、石巻や仙台周辺の被災地、緩和ケアや在宅医療を行っている病院・福祉施設などで実習を行いました。今後、副住職は臨床宗教師として病院などの臨床の場で活動することになっております。皆さまのご厚意により大変貴重な機会を賜りました。心より感謝申し上げます。 ☆写真家のカメラマンの村上昭浩さんからご提供くださいました 【臨床宗教師とは】http://www2.sal.tohoku.ac.jp/p-religion/2017/cn8/pg37.html

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