「お月見どろぼう」とは、中秋の名月(旧暦8月15日。今年は9月29日)の日に行われる子どものための行事です。古来より、この日は秋の夜空に浮かぶ満月を愛でるお月見が行われ、人々はお団子やススキ、おはぎなどをお供えしました。興味深いのはこの日に限り、お供えしたお菓子や果物などは「盗んでもいい」という風習が各地にあり、地域の人が子どもたちのために軒先や縁側にお菓子を出して、それをもらい歩くという光景が今も見られます。これが「お月見どろぼう」で、子どもの成長を地域で見守ろうという願いも込められているようです。
今年9月29日、台東区では初の金龍寺、長寿院、厳念寺の3カ寺共催で「お月見どろぼう」を開催します。当日はスタンプラリー形式で3カ寺を回って仏様の前にお供えしたお菓子を「ぬすみ」に来てください! スタンプカードとお寺の地図は各お寺に準備しています。 合掌
開催日:9月29日(金) 13:00~20:00
お菓子があるお寺:金龍寺(きんりゅうじ)【台東区寿2-10-4】、厳念寺(ごんねんじ)【台東区寿1-11-2】、長寿院(ちょうじゅいん)【台東区鳥越2-13-18】
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